猫から離れられない

ダニーは、道端で出会った小さな小さな迷子の、可哀想な子猫に気づいた瞬間に、この子を放っておけないという気持ちになった。「ニャーニャー」とか弱い声で鳴き続ける子猫に、ダニーは心が溶かされそうになった。しかし、そんな風に思っていたのはダニーだけだったようで、通りすがりの人は誰一人として、子猫に関心を向けることは無かった。全く自分には関係がないといった様子で、なんなら視界に子猫の姿なんて入っていないかのように通り過ぎていくだけだった。そんな中でダニーは子猫と運命の出会いをしたのだ。